最近、色々な自己啓発書で『好きなことをしよう』というセリフを良く聞くようになりました。こういった風潮に対して『自分の好きなことがわからない』という人が多いようです。
今回は、誰でも簡単に自分の好きなことを見つける方法を書いていきたいと思います。
好きなことが分からないのはなぜ?
好きなことが分からない!という方の特徴は大きく分けて5つあります。
1、好きなことを無理矢理仕事に結びつけようとしている
好きなことを無理やり仕事に結びつけようとすると好きなことが分からなくなります。
真面目な人ほど、好きなことの定義が『人の役に立つことでなければならない!』という思い込みが強いです。
まずは仕事に繋がる世の中の役に立つ好きなことではなく、自分を満たすための好きなことを探しましょう。
要するに『趣味を探そう!』ということです。
まずは自分を満たすための『趣味レベルの好き』を探さなければ『仕事にしたいほどの好き』は見つかりません。
自分の魂が心地よいと思うこと、楽しめること、ワクワクするような遊びや趣味として楽しめるものがいいです。
※こうした趣味を見つけることで自分が没頭する仕事に繋がる能力の傾向を知れます。
「自分はどういう遊びに純粋に楽しさを感じるのか?」
という損得を抜きにした「好き・楽しい」という感情になれる趣味を探していきます。
2、親の抑圧が強すぎて感情を感じにくくなっている
好きなことをするには自分の好みを自覚していないと好きなことを知ることができません。
私は占い師として色々な人を見てきましたが『何が好きで何が嫌いなのか?』という自分の好みが分からない人も中にはいます。
感情を感じにくくなってしまう原因は親に親から刷り込まれた価値観が原因になっていることが多いです。
- 「親に怒られないように自分の意見を言わず我慢していた」
- 「誰のおかげで飯が食えてると思っているんだ」といわれた。
親から感情で怒られたりすると子供は自分の気持ちを押し殺し、親の機嫌を取るようになります。
親の発言で傷ついた経験があるとそれがトラウマになります。
こうした環境で育った子供は我慢することに慣れているので楽しむことに罪悪感を感じるのです。
すると、大人になった時に楽しい、ワクワク、笑いなどのポジティブな感情を感じなくなってしまうのです。
こうした環境で育った子供を『アダルトチルドレン』と言います。
アダルトチルドレンの特徴は
- 日々、生きづらさを感じている
- 笑うことが少ない(ほとんどが愛想笑い)
- 嬉しい、楽しいと思うこともほとんどない
- 他人に対して怒ることができない
- 自分の気持ちをハッキリ人に伝えることができない
- 人間関係で苦労することが多い
といった特徴があります。
アダルトチルドレンの人の多くは普段から「我慢していることが普通」になっているのでまずは好きなことを探す前に、我慢することをやめることをオススメします。
生きづらさを感じている人はカウンセリングやセラピーなどを受けてみるといいでしょう。
また、実家を出たり一人暮らしをして親との距離を置くことによって少しずつ自分の好きなことへのセンサーが磨かれやりたいことが出てくるようなります。
3、すでに好きなことをしていることに気づいていない
意外と多いのが『すでに好きなことをしていることに自覚できていない』という人も多いです。
自分に自信がなく、自分の趣味にも自信のないのです。
趣味があっても『こんな遊びが好きな自分は恥ずかしい』心の奥底で思っているため『好きなことがない』と自覚しているケースです。
自分の趣味には堂々と自信を持ちましょう。
4、お金がないと好きなことができないと思っている
「好きなことは」お金がなくても見つかります。
まずは、足元サイズで好きなことを楽しむことから始めましょう。
まずはお金のかからないハードルが低い遊びから楽しんでいきましょう。
足元から得られる小さな感情を大切にしてください。
4、一番好きなことを探そうとしている
最高の好きなこと、一番の好きなことをを探そうとしてなかなか見つからないというパターンです。
完璧主義の傾向の人に多いです。
『理想の好き』とか『正解探し』を追い求めると疲れます。
まずは足元にある、今好きになれるものを見つけていきましょう。
好きなことはひとつでなくてもいいのです。
たくさんあってもいい。
あれも好き、これも好き、全部好き、という欲張りになることを自分に許可しましょう。
好きなことの2つの見つけ方
好きなことは複数あっていいし、ひとつでもいいのです。
そして、仕事につながらないような好きなこと(趣味)を探していくことが人生の質を上げていくヒントになります。
この時に注意すべきことは
- 見栄をはらない
- 損得を考えない
自分が純粋に楽しめる趣味を見つけるようにするということです。
散歩、ゲーム、ドライブ、旅行、神社巡り、料理など、損得を抜きにした遊びを見つけていきましょう。
そして、趣味から得られることのできる「楽しい・好き」という感情を大切にしてください。
1、過去の好きなこと・没頭を振り返る
好きなことへのヒントは今現在、もしくは小さい頃や少年時代に楽しいと思った遊びの中にあります。
楽しいと思うこと・好きなことは人それぞれ違います。
自分の脳はどういった遊びを楽しいと感じるのか?を判断していきます。
楽しいとか、好きと感じた感情を過去の楽しかったことを思い出してみましょう。
そして、過去に楽しかったことと似ていることを今やってみると好きなことが見えてきます。
ちょっと僕の例を出しますね。
小学校の頃に家族でキャンプに行きました。
その時に海に潜ったり、捕まえた魚を料理したり、釣りをやったりした記憶があるのですがめちゃくちゃ楽しかったんです。
その頃楽しかったことをもう一度、やってみることをオススメします。
同じことをやってもいいですが、子供の頃に楽しかった趣味に似た新しいことを始めてもいいでしょう。
過去に好きだったモノはカタチを変えて興味を持つ可能性が高いです。
2、手あたり次第、新しいことを経験してみる
楽しいこと・好きなことなどの好みは人によって全然違います。
自分はどんなことで遊ぶと楽しいと感じるのか?という「自分の脳の好み」を探していきます。
この時に、実際にやってみて楽しいか楽しくないかを判断するという姿勢が超大事です。
目の前にある料理が美味しいかどうかは料理を食べてみて初めて分かります。
好きなことに出会うということは、試食して美味しい料理を見つける感じに非常によく似ているんです。
美味しいかどうかは考えても分かりません。
好きなことや楽しいことに対しても全く同じことが言えます。
やる前までは「つまらなそうだと思ってやってみたら意外と楽しかった」
楽しいだろうなと思ってやってみたらつまらなかった
チャレンジしてみないと好きとか楽しいというのは判断できません。
試食することとメインの料理を食べることに時間とお金を積極的に使っていきましょう。
中途半端でOK!
つまらなかったらやめればいいだけの話ですから。
よく真面目な人に多いのが「つまらないのに続けてしまう」ということです。
これは、マズイ料理を食べ続けることに似ています。
まずい料理を食べ続けてもまずい料理はまずいのです。
早くまずい料理は食べるのをやめて自分好みの料理を試食しに行きましょう。
「自分は何が好きで何につまらないと感じるか?」を判断するためにお金と時間をかけていきます。
自分好みで人生をデザインしていきましょう。
まとめ
以上、好きなことの見つけ方でした。
まとめると以下のようなことになります。
好きなことが見つからない原因
⇒好きなことを仕事に結びつけている
⇒親の抑圧が強すぎて感情を感じにくくなっている
⇒すでに好きなことをしていることに気づいていない
⇒お金がないと好きなことができないと思っている
⇒理想の好きを追い求めるのをやめる
(今の自分を満たせる好きなことを見つけていく)
好きなことの2つの見つけ方
⇒過去の好きなこと・没頭を振り返る
⇒手あたり次第、新しいことを経験してみる
⇒ストレスをためると遊びは好きなことではなく現実逃避になってしまう。
好きなことを仕事につなげるためのライフワークの選び方はコチラの記事に書いています↓↓
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