重要な決断の時「なかなか迷って決められない」という方は多いのではないでしょうか。
- 最高の選択をしたいけど他にもいい選択肢があるんじゃないか?
- 正解の決断をしたい
- 失敗するのが怖い
・・・などなど、決断が出来ない理由は人それぞれありますがほとんどの場合は失敗に対する「恐怖心」から来るものです。
失敗を考えてしまうと「決断しないこと」が最良の選択になります。
決断を避けて今のままでいることは心地が良くて楽なんです。
しかし、それだと前に進まないので同じ場所をグルグルとしているだけで状況が前に進みません。
今回の記事では成功への足掛かりになるための決断の方法を書いていきます。
決断力がない二つの原因
1、現状維持が楽だと思っている
決断という単語は文字通り『決めて断つ』と書きます。
今までに所有していたモノ、考え方を決めて断つわけです。
多くに人は現状維持に居心地の良さを感じているので現状を手放すことができません。
日々の無意識にしている行動の中でやらないことを決めていくことから始めましょう。
2、失敗を恐れている
なかなか決断できない最大の原因、それは失敗することを恐れているというマインドです。
上手くいかない人ほど結果を出すための手段に執着しており数少ない選択肢から一発で当てようとしています。
『この選択肢が上手くいかなかったらもう後がない!』
という思考だと決断するスピードが遅くなり、脳疲労を起こして無気力になります。
その結果、決断を熟考するので決断スピードが遅くなります。
決断力がある人は大量行動の大切さを知っている
一方で、決断力がある人は結果を出すための手段に執着しません。
手段に執着しないので『とりあえずやってみよう』というノリの軽さを大切にしています。
初っ端から正解の決断ができることはほとんどありません。
ソフトバンクの孫正義社長は新しいことをやるときは複数の選択肢を同時進行で一気に試すそうです。
『鮭の卵理論』といって数打てば当たる作戦とも言われています。
個人の場合は同時進行は難しいですが選択肢を一つずつ試すということならできます。
一つの最適解を導き出すにはありとあらゆる手段を駆使した大量行動しかないのです。
決断が速い人は考えることに時間を使うのではなく、複数の選択肢を片っ端から試すことに時間をかけます。
人間は3秒先の未来は分からないと言われています。
成功者ですら決断して成功か失敗かは「分からない」のです。
考えることより大量行動で当たりを検証していくことの大切さを知っています。
決断する際の判断材料は『直感』
それでは決断する際の判断材料は何を基準にすればいいのでしょうか?
それは自分の「直感」で判断していくことが大切です。
直感といってもおみくじを引くようなテキトーなヤマ勘ではなく、重視する決断とは過去の経験から基づく判断で「なんとなくこうした方がうまくいきそうだな~」という判断です。
直感で判断するには経験値が重要になってきます。
経験値とは「失敗成功問わず今までの人生経験」ということです。
しかし、新しいことを始める時は判断材料がありません。
未知なことへの決断材料は「とりあえず片っ端からGO!」で大量行動です。
片っ端からやってみて経験値を溜めていくという行動をしましょう。
自己肯定感も高めておく
自己肯定感とは、自分に対する自己評価のことです。
「自分に自信がある人」は自己肯定感が高い人と言えます。
- 失敗すると自分には価値がないんじゃないか
- 失敗して人から笑われるのが怖い
という自分に自信がない人は失敗にとらわれて動けない傾向にあります。
- 『失敗しても自分には価値がある!』
- 『俺の決断なら何を選んでも上手くいく!』
という根拠のない自信や思い込みを持っている人は自己肯定感が高いと言えて決断力があり意思決定のスピードも速いです。
自己肯定感の上げ方についてはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。
失敗に対する「捉え方」を変える
決断スピードが速く成功するスピードが速い人たちは
「成果が出なかったらその時考えてまた修正すればいい」という考えです。
上手くいく人は失敗を失敗だと思っていません。
「失敗は成功までの通り道に過ぎない」ということです。
ゴールを設定しておけば、どんな選択肢を選んでも軌道修正を繰り返すことによって必ずゴールできます。
なので「選択と決断」に時間を割いてエネルギーを使うことはやめましょう。
余計なことは考えずに「とりあえず一歩を踏み出す」ということを大切にしていってくださいね。
思考のエネルギーは行動する前に考えることではなく、エネルギーを使うことを重視してください。
コメント