爬虫類脳は人間の脳の中心にある『脳幹』といった部位のことを指します。
脳幹はこれらの部位で構成されています。
- 間脳視床下部(ホルモンバランスの調整)
- 松果体(インスピレーション・創造性の管理)
- 側坐核(行動力の管理、怒りや恐怖などの感情を管理)
- 毛様体賦活系(通称・RAS、自分に必要な情報を取捨選択する力)
などなど、大脳は思考や理性などを管理していますが、脳幹では『幸せに生きる』ためのカギを管理しています。
爬虫類にも持ち合わせている脳の部位です。
人間や哺乳類、動物にも爬虫類脳が存在します。
実は、この爬虫類脳は人間の脳の中で一番重要な脳になります。
心臓を動かしたり、腸を動かして栄養吸収を担当している脳の部位です。
生命維持のための脳の部位ですね。
現在の義務教育では爬虫類脳より外側の『人間脳』と呼ばれる大脳新皮質に知識を詰め込む教育をしています。
しかし、大脳を鍛えてもあまり意味がありません。
大脳新皮質で処理できることはパソコンでできてしまうからです。
知識の詰め込みや計算などはパソコンやAIには勝てないのです。
この記事では爬虫類脳を鍛えて成功に必要な自分の才能を起動させていく方法を解説していきます。
爬虫類脳を使うと行動が速くなる
『常温だと思って触ったやかんがアツアツのやかんだった』という状況を想像してみてください。
間違って触ってしまうと『あちっ!』と思って手を引っ込めてしまいますよね?
これが脳幹を使った反射です。
危険を察知して素早く反応し、瞬時に手を引っ込めるといった方法で対処することができます。
ほとんどの人が危機回避の必要がある場面で脳幹が反射的に反応をします。
しかし、脳幹が上手く使えている人は危険なシチュエーション以外でも脳幹を使って反射的にモノゴトを進めていくことができます。
LINEやメールの返信がかなり速い人は脳幹を使うのが上手いと言えるでしょう。
脳幹を使うのが上手い人は、反射的に素早く行動することができます。
脳幹をうまく使えば大脳を経由させずに瞬時に物事を判断できるため、成功するためのスピードも速くなります。
行動が遅い人は爬虫類脳で動けていない!
爬虫類脳は恐怖心も管理している
厄介なことに、恐怖心はこの爬虫類脳の中に入ってしまいます。
恐怖心は過去のトラウマや幼少期の出来事がきっかけで爬虫類脳の中に入ってしまいます。
そして、爬虫類脳は言葉が理解できません。
※言語は人間脳と呼ばれる大脳新皮質が担当しています。
人間脳には弱点があります。
結論を出すまでに時間がかかるという点です。
恐怖を避けるために人間脳に考える時間を与えてしまうといつまで経っても行動できないという状況になってしまいます。
恐怖心を癒そうと思っても爬虫類脳は言葉が理解できないのです。
爬虫類脳を鍛えて潜在的な能力を引き出す方法
1、恐怖心を軽減させるワークを行う
非言語で恐怖心を癒し、自身の中に定義されている怖いものを怖くないものに書き換えていくということが必要になってきます。
2、爬虫類脳の中心『脳幹』を鍛える
自己啓発書を読んでもすごい人のセミナーに通っても脳幹を鍛えることはできません。
脳幹を鍛えるには言葉で学ぶのではなく、体からアプローチする方法が一番効果的です。
反射的に行動することを意識する
恐怖心を軽減させるワークが終わったら、
日常生活で反射的な行動を意識することによって脳幹を鍛えることができます。
バランス感覚が必要な運動をする
バランスを取ることも脳幹の反射の反応のひとつです。
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